こちらのページではホイール修理にまつわる用語を説明している。DIYに挑戦する際に、色々と自分でも調べる事になるはずなので、その際の参考にして欲しい。特殊加工や修理道具などについて分りやすく記載したつもりなので、興味のある方は、是非、読んで欲しい。技術だけでなく、知識を増やす事が、DIYを成功させる1つのカギになるだろう。
サフェイサ―は質感の統一された下地を作るもの。効果としては、ペーパー傷などの小さな傷を消す効果や塗料の食い付きを良くするといった効果がある。塗料を塗布する前の足付けと呼ばれる作業に使用されるものでアルミホイール修理のDIYに挑戦する際にも、是非、一度は使用してみて欲しい。塗料がしっかりと接着するようになり、しかも均一に色が乗るため綺麗な仕上がりが期待できる。
ジャッキは重い物を支えたり、持ち上げるために使用される工具である。その工具を使用して、自動車を上に持ち上げることをジャッキアップという。ジャッキには様々な種類があり、大型のものを持ちがげる際には油圧式のジャッキが使用される。しかし多くの場合は、小型ジャッキとよばれるパンタグラフジャッキが使用される。
自動車が雪に積もった道路や凍結した道路を走行するために開発されたタイヤの一種。スタッドレスタイヤが開発される以前はスパイクタイヤが主流であったが、スパイクタイヤを装着した自動車が積雪のない道路を走行するとアスファルトが削られるという被害があった。その被害をなくすために開発されたのがスタッドレスタイヤである。通常のタイヤを夏タイヤと呼び、スタッドレスを冬タイヤと呼称するケースもある。
ダイヤモンドカットホイールに特有の加工。最先端機械の特殊旋盤によってアルミに直接施工される。光の加減や見る角度によって虹のように輝くという特徴がある。髪の毛のような線ができるためヘアラインと呼ばれるが、時には切削ラインと呼ばれることもある。特殊旋盤を使用して再施工しなければならないため、DIYによるアルミホイール修理は不可能と言わざるを得ないだろう。
金属のような光沢のある暗灰色と表現される。通常のシルバーよりも黒っぽく見える特徴がある。DIYに挑戦する際にも、通常のシルバーとは光沢が違うので自分が施工するホイールがどのようなカラーなのかをしっかりと見極めてから塗装するように注意したい。ガンメタリックのホイールに、シルバーを塗布してしまうと補修した痕がかえって目立ってしまうという事にもなりかねない。
最も初歩的な道具の1つと言えるだろう。目の粗さによって数字で種類分けされる。耐水性のものと非耐水性のものがあるが、アルミホイール修理のDIYに挑戦する場合は、水を使用するため(水研ぎ)耐水性のものを使用すると良いだろう。まずは目の粗いものから(120番ぐらい~)使用して、徐々に目の細かいものに変えていくようにしよう。