いよいよホイール塗装

本塗装前にマスキングチェンジ

管理人メモ

ホイール塗装前にマスキングテープを変える。これは単純にこれまでの作業で剥がれがある可能性があるため、単純に本塗装の為に厳重に再度マスキングをおこなう。マスキングシートでタイヤを包みこむが、これは余計なところに塗料が飛ばないためである。

ホイールの内側にもマスキングを施し、エアバルブの周囲のほか、ハブボルト穴もマスキングされる。ハブボルト穴にはワッシャーを入れてナット座面を塗らないようにする。これによって、クルマに装着してからのペイント剥がれを防ぐ事ができるようになるのだ。

アルミホイール修理のDIYをやる場合にも、出来るだけこの状態に近づくようにしっかりとマスキングして欲しい。

シールはがし

管理人メモ

ホイールに付いているシールなども、本塗装に入る前に剥がしてしまう。シールなどにこだわりのある方は忘れないで剥がさないと、上から塗装してしまうとシールなどは台無しになってしまうので要注意だ。

シールなどは本塗装が終わり、乾燥させて、クリア―で仕上げた後、その上から貼り直す。また、写真のような小さなシールの場合、しっかりと保管しておかないと無くしてしまいがち。剥がしたらしっかりと保管して忘れないようにしよう。

余談ではあるが、純正品に貼られている写真の様なシールは無くしてしまっても慌てる事はない。カー用品店などに行けばそれほど高くない値段で購入する事が出来る。

ホコリや廃棄対策も万全に

管理人メモ

クルマ1台が入るくらいのブース内でペイントを実施。ダクトも完備している為、ホコリや外部への排気対策も万全である。

アルミホイール修理のDIYに挑戦しようとしている方に、この様な設備がある方は少ない(ほとんどいない)と思われるが、本塗装をする際には、これくらいの細心の注意を払う必要がある。DIYで行う場合でもホコリや汚れの付着を防ぐため、ホイールが入るぐらいの塗装ブースは最低でも用意した方が良いだろう。

ガレージなどで作業する場合にも、風の強い日は避けた方が良いだろうし、しっかりと換気できる環境でなければ塗装する事は避けた方が良いかも知れない。作業する上で当たり前のことだとは思うが、プロはここまで気を使っているのだと思うとDIYを施工する際にも俄然気合が入るというものだ。

ホイール塗装

管理人メモ

ホイール塗装をしている間は、取材陣はブースの外から見学する。ホイールを修理する際はオリジナルに限りなく近い色を再現する事が難しいと言われているが、今回の取材でも、この色合わせに関する情報はノウハウなので教えられないとの事だった。

だから、DIYに挑戦する際にもこの色を再現する方法を考え、自分なりの工夫やアイデアを出す為に努力するのが、DIYを楽しむ1つの方法かもしれない。

不要なアルミホイールに試し塗りをするのも1つの方法と考えられるし、いろいろ試行錯誤してみるのも良いだろう。その場合にも、スプレーを良い距離に保ち、全体をまんべんなく塗装するのがコツと言える。

塗装をする際に最も気を付けなければならないのが換気だ。有毒な成分や臭気が発生するので防毒マスクなどを着用して臨みたい。また周囲の状況も確認して近隣の方に迷惑にならないようにおこないたい。

さらに熱処理で乾かす

管理人メモ

ホイール塗装が終了したら、赤外線ヒーターで乾かし、塗料が十分に乾いたらクリアーを塗布して仕上げる。クリア―は艶を調整するという意味合いもあるが、主に塗装表面の保護の為に行われる。

このクリアーをしないと塗装が剥げてきてしまう可能性もあるようなので、アルミホイール修理をDIYで施工する際にも、本塗装の終了後、塗料がしっかりと乾いたら、クリア―は必ず塗布するようにした方が良いと言えるだろう。

作業はもうすぐ終了になるが、ここまで頑張ってきた苦労を思い出して、もうひと踏ん張りして欲しい。最後まで気を抜かずに作業する事が、作業後の耐久性に関わってくるのだ。

ホイール修理を完成

管理人メモ

写真はホイールの塗装が終了したところだ。素人目にはどこを直したのか全くわからない。というよりも、新しく塗装したことで修理する前よりも美しくなっている。

これが、オリジナルに限りなく近い色を作成し再塗装するというプロの技術と言えよう。本塗装後は、全体的にパッと光り輝くような印象になる。

アルミホイールは、タイヤと共に地面に接しクルマを下から支える最重要保安部品。施工前のホイールは経年劣化により色が褪せてしまっていた事が良く分かるのではないだろうか。

DIYでここまで仕上げるのは簡単な事ではないが、1つ1つの手順を踏んで、プロの技を盗み、これくらいのクオリティを目指して挑戦してみて欲しい。

取材協力会社
株式会社TS日本
03-6300-6671

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